2010年08月14日
音の世界へ
今日は珍しくテニスウエアを着ませんでした~
Music day
ピアノとエレクトーンでのデュオをするために恩師の家をたずねました。ジュニア時代から師事してきた先生。昔は凄く厳しくて、よくしごかれたものです。そんな彼女も、最近はおとなしい(最近の子は、すぐ泣いちゃうからさって)。
音楽は趣味にしようと決めてからも、大人になった今でも、ずっとおつきあいがあります。
(帰国の度に食事にいったり、おしゃべりしたり・・・)
数ヶ月前、おしゃべりの流れから、レッスンではなくてお楽しみでデュオをしよう!ということになりました。
楽譜をかって、それぞれが練習をしておくことに。
そして今日は、それを合わせる日
先生に聞かせる(一緒に弾く)なんて久しぶりでやや緊張。
で、昔の先生を垣間見ることに。4曲を一通り弾き終えると、ズバッと彼女は一言!
『っていうか、雑音にしか聞こえないわっ!』
彼女の性格も、彼女の求めるものも当然解ってますから、その言葉に返す言葉がありません。
『譜読みもできる、技術的にも弾ける。でもそれでは音楽とはいえないことを解ってるでしょ?!』
はい、ごもっともです・・・
子供のころから、それは嫌というほど教えられてきたから。時間がなかったとはいえ、つじつま合わせ的に弾いた演奏は当然、見抜かれてます
『アナリーゼをして(モーツアルトなのだから、その時代背景と曲想を理解する)それを音にする。それが無い演奏はただの雑音だよ』
はい、その通りです
そこからしばらくはレッスン状態私に何度も弾きなおさせ、あーでもないこーでもないと。
で、挙句の果てに、
「もう、自習でもしてって感じ!」といって、電話をかけてくるわっ!とリビングへ去っていく彼女
くそ~! (スイッチオン!)
絶対、弾いてやる!
それから2時間。
私は一人で弾き続け、先生は2時間長電話~ マジか?!
なにもなかったように戻ってきて、
『私は、お茶を入れるけど?・・・』ってつぶやいて去っていく。
しばらく弾いて、私もお茶をいただきましょ~かね~
リビングへ行くと、彼女はもうケーキも食べ終わってる! 先生らしい
『雑音だって言われて、簡単にスイッチ入ったみたいね~。』だって。
はい、入っちゃいました~
昔からそう。妥協はしないかわりに、面倒見も良い?レッスン時間を過ぎても、そんなことはお構いなし。できるまで終わらない。
練習してなさい!と言って、自分は食事の準備をしに行く。そりゃそうだよね、何時間も練習には付き合えないから。
なので、この展開に私も先生も特に違和感もなく・・・
そして最後にもう一度演奏することに。
すると・・・
私の音も変わってる~
『ちゃんと集中すればいい音がだせるんじゃない今のは雑音じゃなく、ちゃんと音楽になってたわっ』
そうなんですよ~テニスと同じですよネ。
一音一音に向き合うって凄く大変。やっぱり楽しむだけだ~なんて適当に弾いてるより、ずっと楽しい。
自分の求めてる音楽があるからこそ、真剣に取り組むときの方がずっと充たされるんです
久しぶりにそれを実感しました
『でも、スイッチは私に言われてからじゃなくて、最初から自分で入れなさい!!』
どこかで聞いたセリフ・・・
あっ、コーチにも同じこと言われたんだった・・・
『俺にいわれてできても駄目なんだ。自分でスイッチを入れないと!』
音楽もテニスも・・・
多分、これが私の楽しみ方なのかもしれないな~
by
Music day
ピアノとエレクトーンでのデュオをするために恩師の家をたずねました。ジュニア時代から師事してきた先生。昔は凄く厳しくて、よくしごかれたものです。そんな彼女も、最近はおとなしい(最近の子は、すぐ泣いちゃうからさって)。
音楽は趣味にしようと決めてからも、大人になった今でも、ずっとおつきあいがあります。
(帰国の度に食事にいったり、おしゃべりしたり・・・)
数ヶ月前、おしゃべりの流れから、レッスンではなくてお楽しみでデュオをしよう!ということになりました。
楽譜をかって、それぞれが練習をしておくことに。
そして今日は、それを合わせる日
先生に聞かせる(一緒に弾く)なんて久しぶりでやや緊張。
で、昔の先生を垣間見ることに。4曲を一通り弾き終えると、ズバッと彼女は一言!
『っていうか、雑音にしか聞こえないわっ!』
彼女の性格も、彼女の求めるものも当然解ってますから、その言葉に返す言葉がありません。
『譜読みもできる、技術的にも弾ける。でもそれでは音楽とはいえないことを解ってるでしょ?!』
はい、ごもっともです・・・
子供のころから、それは嫌というほど教えられてきたから。時間がなかったとはいえ、つじつま合わせ的に弾いた演奏は当然、見抜かれてます
『アナリーゼをして(モーツアルトなのだから、その時代背景と曲想を理解する)それを音にする。それが無い演奏はただの雑音だよ』
はい、その通りです
そこからしばらくはレッスン状態私に何度も弾きなおさせ、あーでもないこーでもないと。
で、挙句の果てに、
「もう、自習でもしてって感じ!」といって、電話をかけてくるわっ!とリビングへ去っていく彼女
くそ~! (スイッチオン!)
絶対、弾いてやる!
それから2時間。
私は一人で弾き続け、先生は2時間長電話~ マジか?!
なにもなかったように戻ってきて、
『私は、お茶を入れるけど?・・・』ってつぶやいて去っていく。
しばらく弾いて、私もお茶をいただきましょ~かね~
リビングへ行くと、彼女はもうケーキも食べ終わってる! 先生らしい
『雑音だって言われて、簡単にスイッチ入ったみたいね~。』だって。
はい、入っちゃいました~
昔からそう。妥協はしないかわりに、面倒見も良い?レッスン時間を過ぎても、そんなことはお構いなし。できるまで終わらない。
練習してなさい!と言って、自分は食事の準備をしに行く。そりゃそうだよね、何時間も練習には付き合えないから。
なので、この展開に私も先生も特に違和感もなく・・・
そして最後にもう一度演奏することに。
すると・・・
私の音も変わってる~
『ちゃんと集中すればいい音がだせるんじゃない今のは雑音じゃなく、ちゃんと音楽になってたわっ』
そうなんですよ~テニスと同じですよネ。
一音一音に向き合うって凄く大変。やっぱり楽しむだけだ~なんて適当に弾いてるより、ずっと楽しい。
自分の求めてる音楽があるからこそ、真剣に取り組むときの方がずっと充たされるんです
久しぶりにそれを実感しました
『でも、スイッチは私に言われてからじゃなくて、最初から自分で入れなさい!!』
どこかで聞いたセリフ・・・
あっ、コーチにも同じこと言われたんだった・・・
『俺にいわれてできても駄目なんだ。自分でスイッチを入れないと!』
音楽もテニスも・・・
多分、これが私の楽しみ方なのかもしれないな~
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投稿者 わかばTS 08:09 | コメント(0)| トラックバック(0)
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